こんにちは。
ウェディングフォトグラファーの菊地です。
さて、今回ですが東京會舘での結婚式のフォトレポートをお伝えしようと思います。
実は前回のフォトレポートも東京會舘でしたが、今回は宴内人前式(えんないじんぜんしき)という、
披露宴会場にて披露宴の時間の中で、挙式を行うスタイルのご紹介になります。
ですので、今回は東京會舘で宴内人前式をご検討されている方含め、他の式場でも同じようなスタイルをご検討の方に、参考になればと思います。
(2020年4月追記あります)
【※お写真だけのフォトムービーはYouTubeにて】
(写真は結婚式の一部抜粋しての掲載となります)
Contents
東京會館ってどんなところ?
まず、前回のレポートでもご紹介しましたが、今一度東京會舘の歴史についてご紹介したいと思います。
『NEW CLASSICS』というコンセプトで生まれ変わった東京會舘ですが、もともと1922年(大正11年)に「世界に誇れる社交場」を目指して丸の内に開場されました。
そして、煌びやかで優雅な場所でありながらも、誰もが利用でき、大勢の人々が集う社交場として、人々に愛されてきたとのこと。
関東大震災なども乗り越え、2015年には本館の建て替え工事に入り、2019年1月満を持してリニューアルオープン。
ちなみに公式ホームページこちら。
https://www.kaikan.co.jp/wedding/
東京會舘へのアクセスについて
アクセスについては東京駅から丸の内南口から徒歩10分ほどで来れるというのが嬉しいです。
日本各地から新幹線で来館することも容易ですので、地方からご家族やご親族に来てもらうのも安心です。
電車でのアクセス
JR京葉線「東京駅」6番出口より徒歩 3 分
JR「東京駅」丸の内南口より徒歩 10 分
JR「有楽町駅」国際フォーラム口より徒歩 5 分
東京メトロ日比谷線・都営三田線「日比谷駅」
東京メトロ有楽町線「有楽町駅」より徒歩 3 分
東京メトロ千代田線「二重橋前駅<丸の内>」より徒歩 1 分
B5出口より直結の地下コンコースをご利用可能
東京會舘での結婚式フォトレポート
それでは、1日のご紹介をしていきます!
(流れがわかりやすいようにお時間も記載していきますが、正確ではない部分もあるのであくまで参考程度にご確認ください)
お支度後から撮影スタート
8:53~
お支度が完了!
どどーん!
本日の新郎です。笑
お支度の撮影は出来ないとのことで事前に伺っておりました。
ということで、撮影開始はお支度部屋から出発するところから開始です。
花嫁さんと一緒に。
館内でのおふたり写真撮影
8:55〜
こちらは神殿前にて。
お支度後は館内での撮影になりますが、
どこで撮影できるかというのは、完全に決まっている訳ではなく、その時々(他のお客さんの動き)などにより
変わるとのこと。
ただ、僕の方で知っている限りでは、螺旋階段で撮影することができなかったという声は今のところないです。。
螺旋階段で数パターン撮影したのち場所を移動。
下の写真は、新郎が新婦を置きざりにして怒られるの図。笑
2Fレストラン前にて。
(背景の赤も良いですが、ランプの光もきれいなんですよ)
その後、エレベーターで移動。
新郎の足袋がかわいらしいです。
チャペル前のフロアにて撮影中
おっと早く到着したゲストの方が!
9:13~
その後、テラスにて写真撮影です。
この日の結婚式はブログ冒頭にお伝えした通り、宴内人前式です。
そのため、いわゆる披露宴のみの結婚式になるため、お時間的にテラスでも撮影が出来たのだと思います。
(通常はむずかしく、テラスに出れるのは挙式後のフラワーシャワーになると思われます)
ちなみに花嫁さん。
ネイルの色味がお着物と合ってて素敵ですね〜
手元の写真も撮りましょ撮りましょ。
親族控え室へ移動
9:22〜
さて、ひととおりおふたりでのお写真撮影を終え、親族の控え室へ移動です。
お父さん。
いい表情で見守っております。
お母さんもいい笑顔〜
一方、こちらは新郎控え室。
新郎家族写真。
親族控室をあとにして、親族紹介へ向かいます。
途中途中でゲストの皆さんと会うのも良いですよね。
ただ中には、挙式までゲストにお姿を見られたくない方もいらっしゃると思います。
今回のブログのおふたりは気にしない?タイプ?でしたが、(むしろゲストに会いたいくらい)
そういったお姿を見られたくない場合は、その旨を担当プランナーさんにお伝えいただく方が良いです。
チャペル前室での親族紹介
9:47~
親族紹介のスタートです。
なんだかわいわいと進んでおります^^
ゲスト控室にて
10:01〜
親族紹介のあと両家親族、友人は受付開始まで少し待機です。
披露宴受付開始
10:30〜
ほどなくして、受付の開始。
披露宴会場前にはおふたりの前撮りの写真が飾ってあります。
10:46〜
披露宴開場になり、
新郎新婦おふたりは迎賓という形でみなさんを会場へご案内
宴内人前式スタート!
11:00〜
いよいよ人前式のスタートです!
開始はお父さんとの入場です。
感動的なお父さんとの入場のあとは、指輪(リングガール)と署名書(ページガール)を届けに親族のお子さんが登場です◎
誓いのことば
思わず涙のゲストも。。。
指輪の交換
挙式部分はここまで
ここからは披露宴
11:13〜
一呼吸おいて、ここから披露宴部分のスタートになります。
改めましてのウェルカムスピーチのあと、
和装といえばこれ!
ご両親と一緒に樽酒の鏡開きです!
ちなみに。。小話ですが、、笑
鏡開きについて、
樽酒の上蓋が鏡とされ「円満」を意味し、開くは「末広がりを表す」とのこと。
そして、祈願の成就を願い神酒が振舞われるとのことです。
かんぱーい!!!
乾杯のあとは、歓談を挟んでお互いの紹介へ
新郎が新婦の紹介。新婦が新郎の紹介をしました◎
テーブルラウンド
12:00〜
ゲスト皆さんのテーブルへ
テーブルスピーチ
12:45〜
ゲストの方からお祝いのスピーチです^^
ご両親への記念品贈呈
13:15〜
友人スピーチ、歓談と進み、
いよいよご両親への記念品贈呈です。
お父さんからのご挨拶の後は、新郎新婦おふたりからも。
お見送り
13:30〜
披露宴後ゲストの方のお見送りです。
披露宴後の写真撮影
披露宴お見送り後は地下1階での螺旋階段と、建物の外にて写真撮影するお時間をいただけました。
こちらもその時々のいわゆるパブリックスペースの状況次第で撮影可能箇所が変わってくるとのことでした。
めでたしめでたし^^
東京會舘、どんな結婚式だった?
さて、おふたりの結婚式ですが、
特に大切にされていたのはゲストとの時間だったなぁと思います。
そのために披露宴開始前の迎賓やテーブルラウンドの時間を長くとっており、全体的にゆったりとした進行でした。
例えば、テーブルランウンド(各卓記念写真)でも、もし他の余興などがたくさんスケジュール上にあると、結果的にテーブルランウンドの時間が少なくなって各テーブルで写真を撮影したらすぐ次のテーブルに行かないといけないなど、注意が必要です。
(もちろんゲストみなさんと話す時間を優先するのであればですが)
ですので、歓談の時間が多くとられていた今回の披露宴は比較的皆さんとお話できていたかと思います。
それでも一人一人とお話するにはきっと足りないですよね。。。
カメラマンから見た、東京會舘での結婚式の良いところ
せっかくですので、カメラマン視点での東京會舘の良さもお伝えしてみようと思います。
(色々素敵な点はあるかと思いますが、あくまでカメラマン目線です)
1.皇居が見える眺望の良さ
皇居の周りは建造物の高さに制限があるため、景色の抜けが良く皇居が見えるので、
ゲストの皆さんも待ち時間に(控え室、会場の場所によるかもですが。。)景色を楽しむことができるかと思います。
2.螺旋階段が素敵
東京會舘の螺旋階段はサイズ感も大きく圧巻です!
シックな雰囲気も素敵ですので、写真のように和装でも合います◎
3.スタッフの方がとっても親切
持ち込みで撮影に入る上で重要です。笑
もちろん、なんでもOKということではありませんが、丁寧に説明してくださいますし、写真撮影にもとても協力してくださいます。
アテンドに入ってくれる方も連携をとってくださるのでとても助かりました。
カメラマンから見た、東京會舘での結婚式の気になったところ
次にカメラマン目線で気になった部分です。
(あくまで、カメラマン目線です。。。笑)
1.メイク(お支度)撮影が出来ない
まずはじめにお支度の様子が撮影できない点があります。
お支度の撮影って、緊張していたり、余裕があったり、バタバタしていたりと、とてもおふたりらしさが出る場面だったりします。
そういう意味でも「結婚式の朝」というのを写真の残せるわけですが、東京會舘では撮影ができないのはちょっぴり残念です。
もちろん、人によってはお支度の写真はいらない!って方もいらっしゃるので気にならない方は良いかと思います。
2.新郎新婦の2ショット場所が事前にどこが撮影可能なのか分からなかった。
どういうことかと言いますと。
事前に上記の写真のような場所で撮影したい!と思っていても様々なお客さんが行き交う会場ですので、必ずしも自由にどこでも撮影できるわけはないということです。
もちろん多くの結婚式場でも同じことが言えますが、東京會舘では撮影したいスポットがたくさんあります。笑
ですので、事前に撮影したい場所に関しては優先順位をつけて、プランナーさんに確認をしてもらった後、カメラマンにも共有してもらうなどしてみると良いかもしれません。
ただ、現在では螺旋階段とチャペル(チャペルで挙式をあげる場合)の2ヶ所では撮影ができるようです。
(い、いちおう確認はしてみてくださいね。。)
3.写真スタジオ内での撮影ができない(2020年4月追記)
さて、2019年、2020年とありがたい事に何度か東京會舘さんで結婚式の撮影の機会がありました。
その際にいくつか他にも持ち込み撮影にあたりいくつかルールがありましたので記載させていただきますね。
まずは、写真スタジオ内にはカメラマンが入れないというもの。
基本的にはほとんどの式場では、式場内にある写真室には入れないのですが、東京會舘での撮影で少し困るのは写真スタジオ内で親族紹介をされるため親族紹介のシーンも撮影できないというところです。
それくらいのシーンであればと、気にならない方も多いのですが、念のため記載させていただきます。。
東京會舘での結婚式全体を通してのまとめ
さて、東京會舘での結婚式ですが、
今回は宴内人前式ということで、わりと序盤の写真撮影の時間、友人との時間が多くとられていました。
通常の挙式、披露宴の場合の流れとは違ってくることも多々あるかと思いますので、単純に参考にできない部分もあるかもしれませんが、
こんな流れで進んでいくんだーと見ていただけていたら幸いです。
また、2019年の1月にリニューアルオープンして今とても人気の式場ということで。
確かにアクセスも良く、歴史もあり、眺望もよく、館内も素敵な場所が多いのでぜひ、結婚式場をこれから決める方、気になっている方は見学してみるのも良いかと思います。
ちなみにこの時と違う、チャペル挙式の際のレポートはこちら。
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