(2020年4月追記あり)
結婚式の前に、新郎新婦二人での写真を残す『前撮り』ですが近年では結婚式を挙げるカップルの半数がおこなっているようです。
前撮りをする方法は、基本的には自分たちが式を挙げる式場で申し込むか、撮影会社やカメラマンに依頼するというのが一般的になります。
そうなるとカメラマンの手配、撮影場所、ドレスなどの衣装、ヘアメイクなどはパッケージとなっており、まとめての料金が提示されることが多いようです。
しかし現在はSNS(主にインスタグラム)などで簡単にカメラマン、衣装(ウェディングドレス)やヘアメイクさんをそれぞれ自分たちの好みに合ったものを見つけることができ、場合によってはパッケージになっている前撮りプランよりリーズナブルに撮影ができるようになりました。
そこで、今回は自分たちでウェディングドレスを購入し前撮りに臨む際のメリットと撮影時のポイントとして気をつけておきたい部分をまとめましたので、ご参考にしていただけたらと思います。
Contents
自分たちでウェディングドレスを購入して前撮りをするメリット
和装の場合自分たちで用意するというのは難しいのが現状ですが、ウェデイングドレスに関しては簡単にネットで購入できます。まずはメリットからご紹介します。
リーズナブルになる場合がほとんど
結婚式は高いですよね。だからこそ結婚式でも装飾品を手作りしたり、外部から持ち込みする方法もございます。
これは節約の面もあるからこそ、こういった情報が飛び交っているかと思います。
そして前撮りをしたいけど料金が思っていたよりも高額だった。というのもよくある話です。中には、ホームページ上ではリーズナブルと謳っているのに、いざ契約したらオプション料金でどんどん料金が跳上っていくということも耳にします。
すると、前撮りはリーズナブルに抑えようという発想に至るわけですが、経験上手間はかかるものの、自分たちでウェディングドレスを購入したりすると、結果的にかなりリーズナブルになるのではないかと思います。
今なら1万円で中古のドレスは出回っていて、オーダーメイドのドレスでも5万円前後で作れたりします。もうこの時点でかなりリーズナブルです。
ドレスが手元に残るので、結婚式や二次会にも使用できる。
ウェディングドレスを購入しておけば、前撮りだけでなく、例えば結婚式の二次会にも使用できますよね。
本当にお気に入りのドレスなら、前撮りと結婚式当日と両方着られる方もいらっしゃいます。
また新郎の衣装についても一緒です。タキシードを自身で用意しておくことにより、結婚式当日や二次会での衣装として使用できます。
ちなみにですが、タキシードをあとからスーツにリメイクすることができるお店もあるみたいです。
ウェディングドレスがレンタルだと撮影できない状況でも撮影が可能!?
当たり前ですが、ウェディングドレスを購入してしまえば自分たちの物です。
極端な話、豪雨でも吹雪でも、海の中でも砂の上でも、撮影後に衣装が汚れて追加請求されることもありません。
レンタルの場合、天候による撮影制限がある衣装屋さんもあるので、確認が必要です。
天候が悪くて日程を変えたいときでも、比較的簡単
ロケーション撮影につきものなのが天候です。雨の場合延期になることが多いですが、その場合の撮影日のスケジュール調整で、レンタル衣装や、ヘアメイクさんの空き状況、写真会社やカメラマンの空き状況の再調整と新郎新婦のお二人のスケージュール調整は再び合わせる必要があります。
自分たちで衣装を用意したり、ヘアメイクの手配が自分たちで行えるのであれば、スケジュール調整は比較的簡単でしょう。
場所や季節を変えて複数回の前撮りも可能
桜と一緒に撮影したい。海で撮影したい。紅葉と撮影したい。イルミネーションや夜景で撮影したい。
夢は膨らみます。しかしもしこれを式場や撮影会社のパッケージプランに依頼しようとしたら、大変なことに。。
ですが、ウェディングドレスなどの衣装だけでも自分たちで用意しておけば全てレンタルにするより現実的な料金になるかと思います。
前撮り時のヘアメイクについて
ここまでは衣装のことを中心に伝えしましたが、前撮りの際のヘアメイクにも少し触れたいと思います。
前撮りでヘアメイクをしてもらうのも、様々な方法があります。
・式場での前撮りヘアメイク
・撮影会社でのプランの中にあるヘアメイク
・フリーのヘアメイクさんに依頼するヘアメイク
・街の美容室へ行っておこなうヘアメイク
経験上ではありますが、上から順にリーズナブルになるかと思います。
もちろん、安かろう悪かろうになってしまってはすべてが台無しです。重要なのは選択肢はいろいろとあり、その中から自分たちにあったヘアメイクさんを見つけることだと思います。
もちろん依頼する写真会社、カメラマンにご相談して要望を伝えることが良いかと思います。
ウェディングドレスを購入して、前撮りする際の気をつけたいポイント
さてここからは、上記でお伝えした内容をもとに、ウェディングドレスを購入して撮影に臨む際に気をつけておきたいポイントをご紹介します。
手間がかかる
まずはこれです。自分で手配をするということはそれなりに下調べをしたり検討したりして、時間がかかります。ただ、それが楽しめる方もよく聞きますので、一概にデメリットではないかもしれませんが、ある程度の手間は予想しておきましょう。
ウェディングドレス、タキシード以外にも小物が色々必要
揃える衣装はウェディングドレス、タキシードだけではなく、他にも必要な場合も。。
新郎新婦のシューズ、ネックレスやイヤリングなどのアクセサリー、髪飾り、ブライダルインナー、ネクタイや蝶ネクタイ、そしてブーケ、ブートニアです。
もちろんすべてが必要という決まりはありませんし、そこは好みですよね。これも準備が楽しめるかどうかが重要なポイントになるかと思います。
撮影会社によっては小物の貸出を行っているところもあるので事前に確認してみましょう。
コーディネートなどプロの意見が聞けない
どんなウェディングドレスが自分に似合うのか、タキシードと合わせるとどうか、上記で紹介した小物はどんな物を揃えたり、合わせたらよいか、やはり専門家がいるかいないかでは違ってくるかと思います。
ですが、情報収集してるといろいろな画像を見る機会が増えてくると思います。その中で参考にするコーディネートを見つけるのもひとつの方法です。
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下記2020年4月追記
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衣装のサイズに気をつける
意外と落とし穴がこれですよね。通販で洋服を購入した事がある人なら、経験があるのではないでしょうか。
ウェディングドレスに関しても、サイズがあるものがありますし、ウエスト部分だけでなく、丈の事もあります。
出来ればウェディングドレスやタキシードを購入される場合は、試着ができたり、オーダーメイドでサイズを測ってから作れるところをおすすめいたします。
撮影許可が必要な場所がある
ロケーション撮影の場合、この部分は基本的に撮影会社やカメラマンが行うことがほとんどですが、予備知識として知っておいたほうが良い事柄として、どこかの施設や公園、公道などで前撮りを撮影する際は許可が必要ということです。
許可はそれぞれの管轄によって申請する場所が違いますが、注意しないといけないのは、その期間と内容です。
撮影日の一ヶ月前までに申請しないと撮影できないところや、逆に一ヶ月以内に申請しないと受け付けてくれないところ、撮影許可に数万円の支払いが必要なところなど、ルールは様々です。
どうしても撮影したい場所があるのであれば、なるべく早めに写真会社やカメラマンに問い合わせてみましょう。
ヘアメイクさんも自分たちで手配する際には、着替え場所も確保する必要があるかも。。
ヘアメイク会社や、フリーのヘアメイクさんが、お支度部屋の店舗を持っている際は問題ないですが、
では仮に、自身でウェディングドレスやタキシードを購入、用意をして、ヘアメイクを街の美容室に予約したとします。
その際に気をつけないといけないのは、ウェディングドレスに着替える場所が必要です。
ウェディングドレスを持ち運び、美容室でヘアメイクをして、もしそこで着替えができたとしても、撮影場所まで遠かったら今度は移動が大変ですよね。
この部分も場合によっては考えておかないといけないので、撮影会社、カメラマンに聞いてみると良いでしょう。
おすすめとしては、撮影中は、なるべくヘアメイクさんが同行してくれた方が良いかと思います。
ドレスの着崩れや、ヘアメイクの乱れの可能性もあるので、ヘアメイクさんが前撮りの際は同行してくれた方が安心です◎
まとめ
いかがでしたでしょうか?
自分たちで、ウェディングドレスを購入して、ヘアメイクなども考えると、前撮りをする際いろいろと準備する必要があります。
確かに準備することが増えて大変かもしれませんが、リーズナブルでかつ良いものを選びたいときには賢い選択肢の一つかと思います。
逆に前撮り料金が高いのはこういった細かな部分のサポートを撮影会社、衣装店、ヘアメイク会社などがいろいろと手配をしているからです。そういった部分を自分たちで行い、時間や手間はかかりますが、節約と同時にメリットもたくさんありますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
また、気になる前撮りの金額についての記事もありますので良かったら参考にしてみてくださいね。
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もちろん、ドレスの持ち込みもOKです。
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