こんにちは。
カメラマンの菊地です。
さて今回ですが、ウェディングフォト（前撮り等）について、『自然体、ナチュラルな写真』という部分に焦点をあててお伝えしていきたいと思います。
なぜそこにピンポイントでブログを書こうかと思ったかというと、
一つはとても多くの自然体やナチュラルに撮影したいという希望があるということと、
もう一つは、実は意外な落とし穴、気をつけたいポイントもあるということで、ぜひ自然体でナチュラルな雰囲気でお写真を残したい方には読んでいただきたいと思います。
Contents
ウェディングフォトとは？
まず、ウェディングフォトという言葉についてです。
今回は、前撮り、後撮り、そして結婚式は行わずに写真だけを撮影するフォトウェディングもまとめて、ウェディングフォトとしてお伝えさせていただきますね。
※大部分が結婚式当日の撮影以外の話になります。
自然体、ナチュラルな雰囲気での写真撮影が人気
冒頭でも触れましたが、実は、前撮りなどで良く聞くご要望として、
「自然体で撮影したい」
「ナチュラルな雰囲気がよい」
と言ったお話を新郎新婦さんから伺うことが多いです。
実は、もともと結婚写真というジャンルは、証明写真のように写真館で撮影されることがほとんどでしたので、かっちりと撮影されたものが多かった訳ですが、
カメラが小型化して現在のように結婚式でスナップ写真が撮られるようになり（今から20年前くらいの話？？）
自然体での写真のバリエーションも増え、特に前撮りでは、様々なシチュエーションで撮影されるため、自然体でナチュラルな写真をよく目にする機会も増えてきたのだと思います。
目指せナチュラル！【カメラマン選び編】
と、いうことで、自然体でナチュラルなウェディングフォトを残したい皆さんへ向けて、
どうすれば、より素敵にお写真を残せるか、お伝えしていきたいと思います！
ナチュラルが得意なカメラマンに依頼しよう！
まずは、ナチュラルテイストが得意なカメラマン（撮影会社）を見つけるところからスタートです。笑
当たり前といえば当たり前なのですが、実はここが大きなポイントです。
というのも、カメラマンによっては得意な写真のテイストが異なるからです！
ナチュラルな自然体の新郎新婦のおふたりを引き出すのが得意なカメラマンもいれば、
カチッとポーズをとってもらい綺麗に撮影するカメラマン。
わいわいと自ら盛り上げながら笑顔のおふたりを撮影するのが得意なカメラマン。
ドラマチック、ロマンチックが得意なカメラマン。
実は様々なカメラマンのタイプがいらっしゃいます。
よーく写真を見るとカメラマンによってどんな雰囲気が得意か分かってくる。。はず！
インスタグラムや、ホームページなどでよーく写真を見てみてください。
自分たち好みのナチュラルで自然体な写真を撮影されているか、いろいろなカメラマンの写真を見ていくと、なんとなく傾向がわかってくるのではないでしょうか？
ナチュラルでも、「わっはっは！」というような笑顔が多いとか、「ふふふ」という力の抜けた笑顔が多いとか、実はあんまり笑顔な雰囲気は少ない！でも自然体でナチュラル、、とか、、そんなふうにして写真を見ていくと、自分たちの好みがわかってくる。。。はずです。。。
【重要】意外な落とし穴、カメラマンによって認識が違う『自然な写真』の定義
先ほどのように写真をよーく見て、カメラマンを決めた方が良いということ、そしてカメラマンをしっかり選ぶことが重要という部分として、こういった理由があります。
実は、カメラマンによって、『自然体な写真』『ナチュラルな写真』の定義が違うのです！
むむむ・・
どういうことか、ふたつのケースをご紹介してみようと思います。
-ケース1- 目線を外しただけでもナチュラルという定義。。
このブログの前半にて、元々ウェディングフォトは写真館で多く撮られていたとご紹介しました。
（それが悪いとかという話ではないです。）
カメラ目線で写真を残すことが基準というところからすると、目線を外せば自然体に見えるという見方をするカメラマンもいらっしゃいます。
（それも悪いという話ではないです。）
カメラから目線を外すにもいろいろなパターンがあります。
新郎新婦が見つめあったり、お互い違う方向を向いたり。。などなど。。
しかしながら、それが自然体でナチュラルかといえば、決してそうでは無いですし、カメラ目線でも自然でナチュラルな表情をしていることもたくさんあります。
上記のような、自然な表情を想い描いているのに、
ただ目線を外してナチュラルな写真の完成！といったカメラマンや撮影会社に依頼してしまうと、
出来上がりの写真がイメージと違う可能性が高くなるので、注意が必要です。
もちろん、新郎新婦のおふたりがどんなイメージを思い描いているかによりますが。。
大事なのは、新郎新婦おふたりと、カメラマンのイメージが近いことです。
-ケース２- ナチュラルとはいえ、姿勢、衣装、表情など素敵ではない写真も。。
撮影の仕方は実はカメラマンによって様々です。
あまり指示を出さないカメラマンや、ビシビシ指示を出すカメラマンなど。
その塩梅はカメラマン次第です。
しかしながら、
自然体＝全く指示が無い
＝結局どうしたら良いかわからかった。。。と。
自然体という部分をどこに求めているのかが重要で、力の抜けた感じなのか、表情なのか、ありのままなのか、
自然体だからといって、全て真顔なオフすぎる表情、、とか、例えばあまりにも猫背（多分そこまでは無いと思いますが、、）ですとさすがにプロに撮ってもらった意味が。。と残念に思ってしまうことは避けたいですよね。
また、衣装（ウェディングドレスや和装）も、自然な流れで撮影していると形は変化しますが、あまりにも崩れすぎていたり、ぐちゃぐちゃになってしまっていたらやはり残念です。
（ドレスなど衣装は、その時の撮影の盛り上がりや流れにもよるので、正直、全てきっちり直しすぎるとその時の雰囲気が止まってしまうので、難しいところですが、そこもカメラマンや撮影会社の考え方次第。。）
自然体やナチュラルとはいえ、ウェディングフォトでは、ある程度カメラマンが形を作っていく
ということなのです。
ここで撮影しようとか、撮影場所を決めたり、ある程度撮影しながらも自然体でナチュラルな雰囲気を引き出せるように会話をしてみたりと。
その結果、ナチュラルな写真が出来上がるので、
撮影風景はなかなか見ることは出来ませんが、
問い合わせてみようかなーって思っているカメラマンや撮影会社の写真をよーく見てみることはとても重要というわけなのです。
できれば打ち合わせをした方が良い
実際に会ってでも、メールでも良いかと思いますが、不安でしたらどんな風に撮影しているのかは、聞いてみると良いかもしれません。
その時に、自分は猫背が心配。。とか、不安な要素も伝えておくとより良いかと思います。
目指せ自然体！【撮影当日編】
さて、次にお願いしたいカメラマンが見つかったとします。
いよいよ前撮り日だったり、フォトウェディング当日が近づいてきたとします。
では、撮影当日はどうしたら良いか？
ここでひとつ。
ナチュラルなイメージの中での大切な要素を占めるのは「自然な表情」ではないでしょうか？
その「自然な表情」になるため、なれるために、
目指せ自然体！ということで、ご紹介したいと思います。
まずは撮影を楽しむこと
楽しかったり、嬉しかったりの感情の結果が笑顔だと思うわけです（名言）
ですので、名言はさておき、やはり楽しむことが重要で、実際撮影をしていても、楽しんでるなーって思う瞬間の方が、自然体でナチュラルな写真になっていることが多いです。
おそらく、緊張したり、普段なれない衣装で、色々な部分に神経を使うかと思いますが、
根本は、楽しむ！という気持ちで撮影に臨むのがとても大切だと思います。
無理に笑おうとしない
そしてこれも先ほどの内容に近い部分もありますが、無理に笑おうとしないことが重要です。
思い出してください。先ほどの名言を。。。笑
楽しかったり、嬉しかったりの感情の結果が笑顔だと思うわけです（名言）
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失礼しました。
心配なことは事前にカメラマンや撮影会社に相談
また、意外とこういうことも大事だったりします。
例えば、どんな順番で撮影するのだろう・・とか。
通行人が多いところは恥ずかしいなぁ・・とか。
心配な部分があれば、事前にカメラマンに相談することが大事だったりします。
不安なまま撮影になってしまうと、やっぱり表情に出てしまいます。
実は過酷なロケーションフォト
屋外でする撮影を、ロケーションフォトと言いますが、
実はロケーションフォトは結構過酷だったりします。
夏は暑いし、冬は寒い。
和装で夏、ドレスで冬はさらに大変です。
さらに、足元は慣れない靴を履くこともありますし、そのまま歩く距離もロケーションフォトですと結構あります。
ですので、そんな状況でも自然体でいられるように、夏なら水分補給用の飲み物だったり、冬ならカイロを見えないところに貼ったりなどして、できる対策はしておきましょう！
まとめ
いかがでしたでしょうか？
自然体でナチュラルなウェディングフォトを残すためには、カメラマン選びから、撮影当日まで実にさまざまな要素が大切だということをご紹介させていただきました。
ウェディングフォトにはナチュラルという言葉が氾濫しているが、しっかり見極めよう！
ということで、もし何かひとつでもお役に立つ情報があれば幸いです。
ぜひ素敵なウェディングフォトを残してくださいね。
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