結婚式の後。
結婚式という一大イベントが終わり、夫婦としての生活がスタートしていきます。
写真や映像の価値はその後もその大切な瞬間を、形として残し続けれること。
いつでも結婚式の時のことを、思い出せることにあると思います。
以前の記事で、結婚写真が届いたらバックアップしようということを書きましたが、
https://fika-and-fotos.com/save-weddingphoto-data
今回は、結婚写真を結婚式の後、どのように使用するかアイデアをお伝えしたいと思います。
また、結婚写真に携わり10年ほどが経ちましたが、これはおすすめ!というところに最近たどり着きました。笑
ぜひご紹介したいと思います。
知っているよ。という内容もあるかと思いますが、最後までご覧いただけたらと思います。
Contents
結婚式が終わってから
結婚式が終わり、だいたい1ヶ月ほどでお二人の元に結婚式の写真が届くかと思います。
届いた結婚写真ですが、式場、写真会社のほとんどのプランがアルバムや台紙付きか、データのみのプランだと思います。
そこからさらにどんな用途で結婚写真を使用することができるかご紹介したいと思います。
アルバムを作る、家族に見せる
今までは写真会社、カメラマンにアルバムを依頼することが主流でしたが、今は自分で作ることも可能になりました。
もちろん、プロカメラマンの中でもアルバム作成にこだわっている人には依頼をした方が良いですよ!と声を大にして伝えたいですが、選択するのは新郎新婦のおふたりです。
アルバムの用途ってふたつあると思うのですが、ひとつは自分たちの思い出の物として、持っておく、記念のものとしてのアルバム、ふと思い返す時にゆっくり見返したり、夫婦でこの時あーだったねとか、そんな時間のためにあるのではないかと思います。
そしてもうひとつは、誰かに見せる為のアルバム。
それは親だったり、友人だったり、結婚式に来れなかった人とかに見せるのにアルバムだとストーリーがあるので見せやすい。
流石に、家に来てくれた友人に、たとえば1000枚もあるような全データは見せにくいですよね。笑
そこで、アルバムは活躍するわけです。
もちろんこのご時世スマホとかで写真をまとめてそれを見せるのも良いのですが、本の魅力と言いまか、ペラペラとめくる紙の写真の良さと、編集された良さというのもやはりあります。
なので、アルバムを作ってはいただきたいなと思います。(はい。ご自身で作られても構いません。。笑)
ぜひ、アルバムを家族、友人に見せてあげてください。
インスタグラム、フェイスブックなどSNSにアップ
SNSをやっている人ならほとんどが、行うのではないでしょうか?結婚報告をSNSで行う方はとても増えていますよね。
その時の写真ですが、やはりスマホで撮った写真よりはプロのカメラマンが撮った写真でビシッと報告したいものです。
また、SNSなら一度に10枚ほどの写真を乗せることが可能です。
ビシッと決まっている写真ももちろん良いですが、自然なシーンや、ゲストと映っている写真も載せると良いですよね。
また、最近では(特にインスタ)で複数回にわたり結婚式の写真をアップする方が増えています。
一つのシーンごとにその時の自分の想いを書き綴るというのも、仲が良い友達や親からすると面白い内容なのではないでしょうか。
親や家族にフォトブックを作ってプレゼント
先ほどの内容で、アルバムを親に見せるというのがありましたが、親御さんにアルバムをプレゼントするといのもおすすめです。
大切な娘息子の晴れ姿を手元に残しておきたいというのもあるでしょうし、中には近所のみなさんにお見せしたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なんだかんだいらないよーなんて親御さんはおっしゃるかもしれませんが、あると喜ばれることと思います。
結婚報告はがきに使用
結婚式の写真の使い道といえばコレですよね。
結婚報告はがきです。
ですが、最近ではSNSの流行りですっかり出す方は少なくなっているのではないでしょうか。
手間がかかりますからね。
でも、先日僕自身も結婚報告はがきを受け取る機会がありました。
列席できなかった結婚式だったのですが、結婚報告はがきに一文が添えられていて、もらうと嬉しいものです。
結婚式の写真を額に入れて飾る
写真をプリントしてみて飾ってみるのも良いです。
生活の一部になりますからね。
アルバムは飾っておくというのはあまりしないかもしれません。
本棚から取り出して写真を見る。
スマホなどのデータは携帯画面を開き写真のフォルダやアプリを開き見ることになります。
そうなると、ほとんどが見なくなっていく写真になってしまうのではないでしょうか。
そこで、写真を飾るという選択肢に行き着くわけですが、写真の良いところを考えると、アート性、インテリアになり得るという部分が写真ににはあります。
そんなわけで写真を飾ってもらいたいなと、特に最近思うようになりました。
ただ、いわゆる衣装を着て、新郎新婦が正面を向いてという写真だと、いつか恥ずかしくなって押入れに閉まってしまう。。なんてこともよく聞く話ですよね。(それが悪いことでは決してありません)
なるべくそのままインテリアとしても部屋に馴染むような、でもその写真は結婚式の時の写真というのが、ベストかと思っています。
結婚式の写真、ぜひ飾ってみてください。
Fika and Fotosでは結婚写真のプランに額に写真を入れて飾るものを現在商品として作成中です。
これからご予約される方。乞うご期待です。
自身でも写真を飾ることをしてみました。
余談ですが、もう少し写真を飾ることについて、お話してみます。
実は少し前から、部屋に写真を飾ってみました。
なんて事のない写真を飾ってみたのですが、意外と良いものなのです。
ふと、ぼーっとした瞬間に写真が目に入ってきます。
写真の時のことを思い出したり、写真に写っているものを詳しくみたりします。
なんてことはないのですが、良いものです。これが結婚写真という幸せな瞬間の写真だったらもっと良いのでは?と思った訳です。
もしかしたら、忙しい毎日で疲れた時、彼とケンカをしてしまった時、そんな時にそういう写真が目に入って来るだけで、いろいろなことが良い方向に向かうかもしれません。
根拠はないのですが、(探せばある?知っている人いたら教えてください。)たまに言われる幸福度なんてものも上がるかもしれませんよね。
LINEなどのアイコンに
さてさて、実用的な方に話は戻りまして、LINEのアイコンにするのもありです。
集合写真は親族に配るのが当然と思っている方もらっしゃいます
風習でしょうか、地方やお家柄によっては親族での集合写真をみなさんにお配りするという方もいらっしゃいます。
ご祝儀のお礼も兼ねてでしょうか。
よく結婚式場でも集合写真を撮るかどうか決める際に、『親御さんにも確認してみてくださいねー』なんて言いますが、ただのセールストークではなく、後からなんで無いのよ!とならないように実は大事な確認だったりします。
押入れにしまうだけの写真
番外編です。
途中でも触れましたが結婚式の写真って、数年後には押し入れにしまってしまうということってよく聞きますよね。
昔、社員としてカメラマンをやっていた頃、式場のブライダルフェアに行き、写真撮影を検討されている新郎新婦さんとお話しする機会がありました。
その時に、『きっとそのうち見なくなるから写真のプランにお金かけなくてもいいんじゃない?』とおっしゃる新郎さん。
絶対に何パーセントの人はそう思われているかと思います。
それはきっと生活していくと、日常と写真の中の新郎新婦のふたりが、時間ともにかけ離れていくから、すこしづつ恥ずかしさが出てきたりして部屋に置いておくのが嫌になってくるのでは無いかと思ってしまいます。(2回目ですがそれが決して悪いとは思いません。夫婦の形が変化していくということだと思っています)
でももしかしたらその原因はカメラマンにあると思っていて、本来思い返して嬉しくなるようなものを見ているはずなのに、過去の自分を見るのは恥ずかしいものです。
だからこそ振り返る写真や飾るような写真は、ぱっと見て昔の自分をダイレクトに表すものよりも、その時のことを思い出せるようなキッカケ的な写真の方が良いのでは無いかと思うのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
結果的に、『写真を飾ろう!』という内容になりました。笑
ですが、当たり前ですが写真の良さは飾れるところにあると思います。写真と同じく結婚式を形に残せるのは映像ですが、映像には現状難しいことですし、SNSなどで次々と消費されて行くような写真がある中で、本当に新郎新婦にとって大切にできる写真を残すことが僕たちウェディングフォトグラファーの仕事です。
そしてそれは、飾ったり、アルバムなどの物として残すことに価値があり、写真本来の良い特徴でもあります。
ぜひ、新郎新婦のみなさんにも、結婚式の後の写真の活用として色々ありますが、その後の生活の一部に結婚写真があると良いなと思ってこのブログを書いてみました。
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2020年5月追記
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