結婚式が始まる前はカメラマンに写真撮影を頼んだり、友人に写真を送ってもらうことをお願いしたり、張り切って写真を撮ってくれる親戚の方がいらしたりと、とにかくたくさん写真を残すことを考えるかと思います。
そして無事結婚式が済み、今でしたらその日に友人がスマホで撮ってくれた写真がLINEなどで届き、結婚式後数週間でプロカメラマンのデータも含め、一眼レフやミラーレスカメラで撮影された写真が届き始めるかと思います。
写真を見返す時間はとても楽しく、結婚式のことを思い出し、中には自分たちが結婚式で目にすることが出来なかった瞬間もあったりして、とても楽しい時間だと思います。
ですが、今回の話はその後についてです。
せっかくのたくさん集まった結婚式の写真。これをそのままにして良いでしょうか?
スマホに保存した写真はスマホが壊れたらもう手元には残らないかもしれません。
パソコンに保存した写真も同様です。そのパソコンが壊れたらもう取り出せなくなる可能性があります。
いくつか方法はありますので、どうやって写真データを扱ったら良いか。その方法を今回はご紹介したいと思います。
Contents
プロカメラマンの写真データはサイズが大きい
まず結婚式の際、現状ほとんどの新郎新婦がスナップ撮影を依頼しているとのことです。
平均すると450枚ほどになると言われ、Fika and Fotosでは700枚以上の写真データをお渡ししております。
しかもプロのカメラマンの写真データというのはデータサイズが大きく(大きいことにより高画質で大きく印刷しても綺麗に印刷ができる)どこかに保管しようとしても容量が必要になります。
友人、親戚の写真データ
次に友人や親戚、家族の方が撮ってくれた写真データです。
これはもう、どれくらいの量になるかは想像つきません。笑
スマホでしたらそんなにデータサイズは大きく無いかと思いますが、ミラーレスや一眼レフカメラですとプロのカメラマンと遜色ないデータ量になると思います。
結婚式の写真、全部合わせるとどれくらい?
ということで、あくまで想像ですがプロのカメラマンと友人、親戚、家族の方の写真を合わせると1〜2000枚くらいは集まるのでは無いかと予想します。
(二次会なども合わせるとさらに増えるでしょう)
これが、LINEできたり、DVDできたり、インターネット経由できたりと。。。
なかなかまとめて保管するのは大変なのでは無いでしょうか。
写真データの整理どうしたら良い?
パソコンがある方は、パソコン上でまとめれると良いですよね。
「挙式」「披露宴」のような形でフォルダを作るのも良いかと思います。
みんなのデータをまとめて、日時の順番に並べ替えして見てみると、同じタイミングでも様々な角度から撮られた写真が見れて面白いかと思います。また、お気に入り写真を選別しておくと誰かに見せるときも見せやすいかもしれません。
ただ、パソコンを持っていないと整理するにはなかなか大変です。スマホではちょっと難しそうです。
ですので、現状だとパソコンを使って整理するのが良いかと思います。
写真データは出来れば2カ所以上にバックアップしよう!
バックアップ=保存です。
最初の方で触れたように、どこか1カ所に保管しておくだけだとその機器が壊れた際に、もう写真データを取り出すことが非常に難しくなります。
よって、出来れば2カ所に保存することをおすすめします。
手元に届いたデータにプラスでどこかもう1カ所保存する場所を作るということです。
ではどうやってバックアップする?
さてここから具体的なバックアップ方法をお伝えします。
現状様々な方法があります。
パソコンを持っている方
まず、パソコンを持っている方でしたら、そのパソコンにバックアップとして保管するという方法があります。
ただしパソコンは商品のサイクルが比較的早い気がするので、OSのアップデートなどで使えなくなる可能性が高いですよね。
パソコンにバックアップをして、新しいパソコンへ買い替えをする度にデータを移行させてるのであれば問題ないでしょう。
外付けハードディスクに保存
次に外付けハードディスクに保管するというものです。
外付けハードディスクをすでに持っている方でしたらこちらに保管するのが、時間も手間も少なく済むのでおすすめです。外付けハードディスクをお持ちでしたら、おそらくパソコンもお持ちでしょうから写真の整理も楽だと思います。
SDカードやUSBメモリに保存
パソコンは持っているけど、外付けハードディスクは持っていないという方でしたら、SDカードやUSBメモリがおすすめです。
外付けハードディスクより小さい容量のものを購入できるので、結婚式のためのバックアップとしたらちょうど良いデータサイズかと思います。
32GBや64GBの物を購入すれば、問題ないのではないでしょうか。
ただし、SDカードやUSBメモリ自体が小さいので、紛失には注意ですよね。
DVDでの保存はあまりおすすめ出来ません
DVDの容量は1枚あたりおよそ4GBしかありません。
先日新郎新婦にお渡ししたデータサイズは合計で15GBありました。
もしこれらをDVDで保管しようとしたら4枚にわたり写真データをコピーしないといけません。
データを見返す時にDVDが別々ですと探しにくいですよね。
また、パソコンもMacなどは近年DVDドライブを廃止しました。少しづつですがDVDを見る環境が減ってきています。
ですので、長期的にバックアップを目的とするのであればDVDは向いていないのではと思います。
もちろんSDカードやUSBメモリに関しても今後同じことが起こり得るかと思いますのでその点は注意が必要です。
パソコンを持っていない方へ
ここ数年でパソコンが無くても、スマホやタブレットでことが足りる方も多くなったのではないでしょうか。
大容量のデータを使用した作業や、既存のソフトの使いやすさを考えるとパソコンがまだ有利ですが、ネットを使用し写真や動画を視聴するくらいでしたら、もはやパソコンは必要ないのかと思います。
そこで、パソコンを持っていない、スマホやタブレットのみお持ちの方へ写真データの保管方法をご紹介したいと思います。
オンラインストレージに保存
インターネット経由で写真を保存できるのがオンラインストレージです。
各社のサーバーに写真を保存する形になりますので、アプリなどを使用すれば、スマホなどの端末からいつでもどこでも写真を見たりダウンロードが可能になります。
ただし、現状各社のオンラインストレージは無料で使用できるのは15GB前後が多いかと思います。
結婚式のすべてのデータを保存するには少し容量が少ない気がするので、利用する際は、有料プランを使うか、保管する写真を厳選して容量に収まるようにする必要があるかと思います。
ただし下記、Amazon Driveはプライム会員ですと容量無制限で写真の保存が出来ます。すでにプライム会員でしたらおすすめです。
ちょっとアップロードに時間がかかる気はしますが。。。
スマホやタブレットからSDカードへ保存
スマホやタブレットからでも、接続できるコードを使用するとSDカードなどへ保存することも可能になります。
新たにコード類を購入したり、アプリを使用する必要はでてきますが、そんな方法もあります。
プロのカメラマンはハードディスクとオンラインストレージの二ヶ所に保管することが多い
ご参考までに、プロのカメラマンはバックアップを2ヶ所以上の保存をする方が多いと思います。
1つはパソコンに繋いでいる外付けハードディスクに。
もう1つはオンラインストレージなどに保存というのが多いかと思います。
仮にバックアップでもどちらかが破損、紛失した際も片方によってデータが残るように。というのが理由になります。
LINEなどは写真のサイズが縮小されるため、保存には向いていない。
日本でスマホを使用していたらほとんどの方がLINEは使用しているのではないでしょうか。
写真のやりとりも簡単ですので、グループライン等でアルバムを作成して一挙に結婚式の写真を保存。
そんなこともできますが、実はLINEなどは写真をアップロードすると、適切なサイズに圧縮されてしまいます。
もしその写真データをダウンロードしてスマホから実際に写真プリントしても画質が悪いものがプリントされてしまいますので注意が必要です。
よって、LINEなどのアプリは写真の保存には向いていないと思います。
実際みんなは結婚式後の写真データをどうまとめてる?
さて、ネット上では結婚式後の写真データをどうするかという悩みが、調べるといろいろとでてきます。
やはり写真データの量の多さによりどうしたらよいか分からないのだと思います。
では、みなさんがどうしているかご紹介します。
フォトブックにするという方法
写真データを整理し、100枚ほどに絞りフォトブックにするという方がいらっしゃいました。
リーズナブルに「物」としてまとめて残したいときにはおすすめです。
L判サイズなどにプリントする
家に飾ったりする際にはやはりプリントしますよね。
さすがに数百枚もプリントすると大変な量になりますが、プリントすることにより飾りやすく、フォトブックもそうですが、両親へのプレゼントとしても良いでしょう。
あまりにも沢山の写真があるからこそ、アルバムがおすすめ
「写真データがあればアルバムはいらない」
結婚式の写真撮影がフイルムからデジタルになったことにより、そうおっしゃる新郎新婦がとても増えました。
もちろん予算の都合だったり、アルバムの価値が感じられなければ、そう思うのは当然ですよね。
ですが、結婚式の写真がデータでしか残らない今だからこそ、アルバムを作っていただきたいと思っています。
ここまでいろいろとご紹介いたしましたがデータを保存するのにも実は手間がかかります。
ちょっと見返したくなった時、誰かに見せる時、結婚式の1日が思い出せる素敵なアルバムがあると大切な物になると思っています。
まとめ
さて、結婚式後の写真データの扱いについて一通りお伝えしてみました。
結論アルバムにするといいですよ。笑
という話になりましたが、データは実態がないものですので、やはり何かしら形にするのが良いかと思います。
写真の良さってなんだろうと考えたときに、時間が経過したときにもう戻れない過去のことを見返せるから価値がでてくると思っています。
それは、結婚式の直後に見ることも良いのですが、もっと先の例えば50年後に見返すことも出来るわけです。
きっとそのときには写真に写っているものすべてが懐かしく、結婚式後とは違った感情で思い出に変わっているはずです。
だからこそ写真はしっかりと保存していただきたいと思います。
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2020年5月追記
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